Sternula MMS-Proxy Ship

世界初のエッジルーター

Sternula MMS Proxy は、最新の RTCM 13900.0 仕様と IALA ガイドライン G1117 に基づいて設計され、それを頑丈なハードウェアに収めた、先進的な船舶用 MMS エッジルーターです。

Sternula MMS Proxy Ship は、海上通信を管理し、認可された海事関係者(海事行政局、港湾管理者、船員、船長、パイロット、個人装備、関連するサービスなど)の間で、効率かつ効果的にシームレスなデータ通信とメッセージ通信を提供します。

MMS Proxy Ship を使えば、VDES (VHF データ交換システム)、4G、その他の衛星通信システムなど、あらゆる通信手段を使って船舶のデータ通信を実現できます。
MMS Proxy Ship

MMS とは何ですか?

海事メッセージングサービスのことです。

IALA ガイドライン G1117 にも記載されている海事メッセージングサービス(MMS)は、海事接続プラットフォーム(MCP)上で、認証された海事関係者が効率的でかつ信頼性の高いメッセージングをシームレスに行うための仕組みです。 MMS は現在の海事無線データ通信システムの問題を解決します。

Sternula MMS Proxy Ship は、デジタル “メッセージ” を伝送します。これはつまり、デジタルアプリケーションが使う、予め定義されたあらゆるデジタルデータを送信できるということです。Sternula MMS Proxy Ship は、変動的でかつ断続的、そして多様なデジタル回線を使って、データの非同期送受信を実現します。また、インターネット接続を介してセキュアなIPベースのデータ伝送、及び VDE-TER, VDE-SAT を使った非 IP 接続の両方をサポートします。すなわち、VDES と IP 接続の両方を海事関係者に提供し、安全なデータ伝送、プライベートな通信を提供します。Sternula MMS Proxy Ship ソフトウェアは、4G、AIS、VDES、 VSAT と互換性があり、安全な海事通信を提供します。

特徴

  • e-Navigationサービスの向上
  • ITU-R M.2092-1 で定義された新しい高度な通信モードに対応
  • IALA G1117 に定義された IALA 要件に対応
  • SOLAS条約第4章及び第5章のAIS搭載要件に準拠
STERNULA MMS Proxy Ship を使って独自のアプリケーションを作成しましょう

海事関係者(海事当局、海事行政、港湾管理者、船会社、船主)の皆さまは、お好みのソフトウェアまたは開発プラットフォームを使って独自のアプリケーションを作成し、そのアプリケーションの通信に MMS Proxy Ship を使うことができます。MMS Proxy Ship を使うことで、多大なメリットを享受することができます。

  • 天気予報
  • 氷海図
  • 航路変更
  • 仮想航路標識
  • 船舶のエンジン監視
  • その他
Sternula の MMS Proxy Ship を VDES 接続と組み合わせた使用例:
How does MMS Proxy work
 

Sternula MMS Proxy Ship は、船舶通信機の外に設置され、船舶および周囲の状況、アプリケーションの種類、データ、サイズ、優先度に応じて最適な通信手段を選択します。

Sternula MMS Proxy Ship を使用すると、船舶が海上にいる場合は VDES 衛星を介して、船舶が沿岸にいる場合は Sternula 4G Above Deck Unit を使って 4G モバイルネットワークで、データ・メッセージを迅速かつ安全に送信することができます。

Sternula MMS Proxy Ship は 4G または衛星ネットワークを介した接続ができるため、Sternula 4G Above Deck Unit と併用することをお勧めします。
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